今回は、入居者が約4年間滞在した部屋を退去する際に、オーナーから37,500バーツのダメージ費用を請求された実際の事例をご紹介します。こちらの物件のデポジットは60,000バーツでしたので、提示された内容のまま精算が行われた場合、半分以上のデポジットが差し引かれる計算となる状況でした。

No. 作業内容 単価(バーツ)
1.1 冷蔵庫の修理 1,500
1.2 AISのカバーの修理 1,000
1.3 テーブルおよび蛇口の修理 1,200
1.4 TV棚の修理+脚部の再調整 3,000
1.5 キッチン周りシリコン仕上げ補修 1,500
1.6 窓枠周りシリコン補修(全体) 3,000
1.7 ベッドのヘッドボードのLED交換、浴室の鏡交換 3,000
1.8 ガラス扉の交換 1,600
1.9 壁紙の剥がし(全体) 1,500
1.10 壁紙の貼り替え(全体) 18,700
1.11 浴室タイル目地の再施工(全体) 1,500
合計 37,500

実際に室内を確認すると、冷蔵庫のカビ、建具やクロスの汚れ、鏡のくもりなどは見受けられました。一方で、入居者は「ダイニングテーブルの欠け」は修理責任を認めつつも、その他は4年間の居住による経年劣化ではないかと主張されました。実際に当社が室内を確認したところ、クロスの汚れ方から見ても、室内環境や施工方法に何らかの要因があった可能性も考えられました。しかしオーナー側は「換気不足が原因」との見解を示し、双方の認識に隔たりがあったため、交渉は難航しました。

当社が間に入り、特に状態の悪かった冷蔵庫修理と壁紙関連費用は当社が負担
一方で入居者には、テーブル修理費、ビッグクリーニング代の4,000バーツ、水道・電気代の913バーツをご負担いただく形に調整しました。
さらに、以下6項目の計13,600Bはオーナー負担で合意をしました。

  • TV棚の修理+脚部の再調整
  • キッチン周りシリコン仕上げ補修
  • 窓枠周りシリコン補修(全体)
  • ベッドのヘッドボードのLED交換、浴室の鏡交換
  • ガラス扉の交換
  • 浴室タイル目地の再施工(全体)

その結果、オーナーから32,287バーツが返金され、加えて当社が21,700バーツを入居者へ補填。最終的に、入居者の負担は一部修理費とクリーニング代のみで収まりました

オーナーより返金されたデポジット金額

当社が負担し入居者へ補填した金額

入居者からは「デポジットが半分以上戻らないと悩んでいたが、交渉と負担をしてもらったおかげで本当に助かった」とのお声をいただいています。

当社では、退去時に妥当性の低いダメージ費用を理由にデポジットの返金が滞ってしまうような場合でも、お客様に過度なご負担がかからないよう、状況に応じて当社が費用面を含めて対応する体制を整えています。さらに、ご入居中に発生する設備の故障や付属品の不具合など、本来オーナー側で対応されるべき修理・交換について費用を求められた際にも、内容を確認のうえ当社が代わって負担するなど、安心してお住まいいただけるサポートを行っています。

ご入居からご退去まで、安心して暮らしていただくことが私たちの使命です。さらに、トラブルの多いオーナー情報を蓄積し、同様の問題を未然に防ぐ取り組みも行っています。

バンコクで賃貸物件をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
何があっても、最後まで責任を持ってサポートいたします。