Apartment
アパートメント
1人のオーナーが建物全体を所有している“ワンオーナー”物件。
一体管理されている為、事務手続き・支払い等がスムーズに行われる。不具合発生時も比較的早く解決する。
長所
- ほとんどの支払いが事務所で可能。
- 不具合発生時の対応が比較的迅速。
- 包括的サービスの提供をしている物件もある。〔 ガス・飲料水の配達・NHK・ケーブルTV・害虫駆除・メイドの手配等 〕
- 家族にターゲットを絞った物件では、ファシリティーが充実している。
- ペット可の物件が、他のタイプの物件より多い。
短所
- その部屋だけを特別扱いは出来ないので、リクエスト(要望事項)は限定的。
- 電気・水道料金は、基の料金にアパート側がマージンを乗せて請求するので、割高。
- どの部屋も、家具や電化製品は同じ。
Condominium
コンドミニアム
日本で言うところの“分譲マンション”がこれに当たります。
各部屋毎にオーナーが違う為、部屋によって内装・家具・契約条件等がそれぞれ異なります。
また、一体管理ではない為、不具合発生時の対応に時間が掛かったり、
オーナーの人格の善し悪しが貸借人に大きな影響を与えることも少なくありません。
長所
- 部屋毎にオーナーの趣味やセンスが出るので、同一物件でも、いろいろな部屋がある。
- 電気料金は、電力会社からの直接請求金額のみで、物件サイドのマージン上乗せは無し。
短所
- 不具合発生時の対応に時間が掛かる場合が多い。
〔 不具合の内容によっては、オーナーとの連絡を要し、オーナー自身が問題解決への行動を要することもあるので。 〕
- 基本的に法人契約が出来ない。
〔ほとんどのオーナーが個人なので、法人契約から生じる税務処理手続等を嫌い、法人契約を認めないオーナーが大半の為。〕
- 実際に入居してからでないと、オーナーの人柄はわからないことが多く、もし、あまり人柄の良くないオーナーの場合、貸借人に与える影響は少なくない。
〔 不具合発生時の対応や退去時のダメージに対する査定・見積もり等で。 〕
Serviced Apartment
サービス・アパートメント
アパートにホテルのようなサービスが付いた物件、またはキッチンの付いたホテル、
というような間隔です。その言葉通り、タイプも2つありまして、
「アパートに近いサービスアパート」と、「ホテルに近いサービスアパート」があります。
▶ホテルに近いタイプ
ホテルのようなキメ細かいサービスとゴージャスな部屋で生活したいが、長期の滞在をしなければならない方に向いています。コチラのタイプは、アパートに近いタイプよりも割高になりますので、ご予算の少ない方には、厳しいかもしれません。
▶アパートに近いタイプ
部屋は通常のアパートの感じで良いけれども、掃除等を自分でやるのは大変だし、メイドを探すアテも無い方に向いています。
長所
- メイドサービス〔 掃除・シーツ交換・ベッドメイキング等 〕がある。
- 調理器具や食器類の備え付けの物件もあり、わざわざ買い揃える手間が省ける。極端な話、スーツケース1つで入居しても、生活 がスタート出来る物件もある。
- 不具合・トラブルの対応が迅速
短所
- 割高な家賃。
- メイドが借主不在の場合でも、部屋に入りますので、貴重品の管理が重要。
- 電話の直通回線がないので、インターネットに関しては、物件が提供するシェアタイプのサービスを利用せざるを得ない。
〔 物件の提供するネット速度が物足りなくても我慢するしかない。 〕