今回ご紹介するのは、退去時にオーナーから「冷蔵庫の下のパッキンが汚れている」という理由で、15,560バーツのダメージ請求を受けた事例です。保険会社との交渉でも保険適用外とされ、オーナーはその金額をデポジットから差し引いた形で返金してきました。最終的に、同額の15,560バーツを当社が負担してお客様へお支払いしました。
退去時に、オーナーから「冷蔵庫の下のパッキンが汚れている」という指摘があり、ダメージ請求として15,560バーツを求められました。
実際のパッキンの状態がこちらです。冷蔵庫扉の下側のパッキンと扉の縁に、黒っぽい点状の汚れが帯状に付いています。
オーナーの請求の根拠は、修理業者が発行したビルトイン冷蔵庫のマグネットパッキン(上下)交換の見積書でした。内訳は次のとおりです。
| 項目 | 金額(バーツ) |
|---|---|
| マグネットパッキン(上・下)交換 | 16,400.00 |
| 割引 10% | -1,640.00 |
| 合計(VAT7%込み) | 15,560.00 |
パッキンのこれだけの汚れで、上下のパッキンを交換する費用を請求されるというのは、当社としては到底納得できるものではありません。
オーナーは、当社や入居者との合意を待たずに、この15,560バーツをデポジットから差し引いた形で返金してきました。こうなると、当社としてはどうすることもできませんでした。
当社は保険会社と交渉しましたが、最終的にこの件は保険適用外ということで、支払いを受けることはできませんでした。
そのため、15,560バーツを当社が負担してお客様へお支払いするという形を最終的に取りました。
当社にできることは、このオーナーをNGオーナーとして登録し、次回以降は他のお客様をご紹介しないということだけです。
今回の事例から学べるのは、冷蔵庫のパッキンの汚れのような箇所でも、オーナーが業者の見積書を根拠に一方的にデポジットから差し引いて返金してくると、入居者も仲介会社も後から覆すのが難しいという点です。
しかも、保険会社と交渉しても、今回のように保険適用外とされる場合があります。請求の内容に納得できなくても、デポジットから差し引かれた後では、取り戻す手段がほとんど残らないことがあります。
こうしたオーナー起因のトラブルは、バンコクで物件を借りるときに起きうる問題の一つです。コンドミニアムを検討している方にとっては、退去時のダメージ請求をめぐるすれ違いが付きまとう場面もありますが、サポート体制のある不動産会社であれば、入居者が負担を一人で抱え込まずに済む場合があります。
コンドミニアムを選ぶときの注意点と、当社のサポート体制については、「バンコクのコンドミニアムは危険? お部屋探しの前に押さえておきたい重要ポイント」でもまとめています。
退去時のダメージ請求に納得できないときは、一人で抱え込まず、仲介会社へ相談してください。当社では今回、保険会社との交渉を行い、それでも支払いが受けられなかった分を当社が負担してお客様へお支払いしました。
悪質なオーナーの被害を防ぐため、当社では問題のあるオーナーを「NGオーナー」として社内のデータベースに登録しています。一度でも理不尽な請求や返金拒否があったオーナーの物件は、たとえ人気物件で最後の1部屋だったとしても、お客様には絶対に紹介しません。しかし他社ではNGオーナーの情報を持っていない場合が多く、結果的にまた別の入居者が同じようなトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
今後も当社では、NGオーナーの情報を蓄積し、同様の問題を未然に防ぐ取り組みを続けてまいります。
退去時にオーナーから理不尽なダメージ請求などによりデポジットの返金を拒否された場合、当社が全額を負担する体制を整えております。またご入居中に電子レンジが突然壊れてしまった場合や、入居時に渡された古いキーカードが途中で使えなくなってしまった場合など、本来であればオーナーが対応すべき修理や交換に対して、費用を請求されるようなトラブルが発生した場合でも、当社が代わりに費用を負担するなど、安心してお住まいいただけるようしっかりとサポートいたします。
ご入居からご退去まで、すずき不動産でご契約いただいたお客様には、安心して快適に暮らしていただけるよう、ずっと寄り添ってサポートすることが私たちの使命です。
何があっても、すずき不動産が責任を持ってお客様をサポートいたしますので、どうぞご安心ください。
バンコクで安心して物件をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。





