MuvMi(ムーブミー)とは、EVトゥクトゥクをアプリで配車できるバンコク発の移動サービスです。利用方法はGrabやBoltなどの配車アプリと同様で、アプリ操作だけで簡単に目的地まで移動することができます。料金交渉の必要がなく、言葉が通じるか不安に感じることもありません。EVトゥクトゥクは静かで、乗り心地が良い点も特徴です。

一方で、Grabなどのタクシー配車サービスとは異なり、バスのように決められた乗車位置と下車位置の間を移動する仕組みとなっています。好きな場所から乗って好きな場所で降りることはできませんが、その分料金は非常にリーズナブルです。スクンビット周辺などの近距離移動であれば、1人あたり30〜60バーツ前後で利用できるケースが多く、気軽に使える移動手段として人気があります。

ソイ39周辺だけでも、これだけ多くの乗車ポイントがあります。

また、MuvMiのEVトゥクトゥクは最大6人まで乗車可能です。ベビーカーや少し大きめの荷物も載せられるため、ちょっと隣のソイまで買い物に行きたい時や、子供と一緒にお出かけしたい時にも便利です。友人家族と一緒に移動したい場合など、複数人での短距離移動にも向いているサービスと言えるでしょう。さらに、身長100cm以下のお子様は無料で乗車可能なため、MuvMiは子育て世帯にとっても心強い味方です。

バンコクのコンドミニアムやアパート、サービスアパートの入口付近には、MuvMiの乗車ポイントが設置されているケースが多く見られます。そのため、駅から少し離れた物件に住んでいる方や、物件にシャトルサービスがない場合でも、MuvMiのアプリを入れておけば日常の移動手段として安心です。

運転手さんによっては、物件の車寄せまで送り届けてもらえます。

ただしすべての物件に必ずピンがあるわけではありません。実際に利用してみると、いくつかの物件では乗車ポイントが表示されないケースもありました。出入口の混雑や交通の妨げになることを理由に、物件側が設置を希望しない場合もあるのかもしれません。

そのため物件選びの際には、事前にアプリで周辺にピンがあるかどうかを確認しておくことも大切です。MuvMiの乗車ポイントをチェックしておくことで、日常の移動ストレスを大きく減らすことができるでしょう。

初めてMuvMiを利用される方は、ぜひ以下のプロモーションコード(友達招待ボーナス)をご利用ください

友達紹介ボーナス
F8CF7ZJV
このコードを入力すると初回乗車時に
30〜50バーツ相当のクレジットがもらえます。

MuvMi(ムーブミー)の料金体系

初乗り料金の考え方(人数制)

MuvMiの料金は、乗車人数を基準に計算される仕組みです。アプリで車を呼ぶ際に、あらかじめ乗客数を入力し、その人数が運賃計算に反映されます。

例えば、1人で利用する場合は1人分の料金、複数人で乗車する場合はその人数分が加算される形です。
※身長100cm以下の子供は人数にカウントされません。

乗車前に料金が確定表示されるため、あとから金額が変わる心配がないのも特徴です。

例えば、エンポリアム前からフジスーパー2号店まで買い物に行く場合、Grabでは125バーツ以上かかることもあります。一方でMuvMiの場合は比較的安く利用でき、目安としては以下のような料金です。

  • 1人:44バーツ
  • 2人:73バーツ
  • 3人:79バーツ
  • 4人:83バーツ
  • 5人:133バーツ
  • 6人:146バーツ

※料金は時期や時間帯によって変動する場合があります。

エリア制の特徴

MuvMiは、他の配車アプリと同様に移動距離によって料金が変わります。ただし、Grabやタクシーと大きく違う点として、利用できるのは特定のエリア内のみという制限があります。そのため、エリアをまたぐ移動には利用できません。

  • プロンポンからシーロム方面
  • プロンポンからバンナー方面
  • バンナーからシーロム方面

その為、目的地によってはMuvMi以外に電車やGrabなどの移動手段を使い分けるというのが重要です。

相乗りによる料金の安さ

MuvMiは、他の利用者と相乗りになる仕組みを採用しています。 同じエリア内で目的地が近い乗客がいる場合、1台のEVトゥクトゥクを共有して移動します。
  • 他の人が途中で乗車・下車する
  • 最短ルートではない場合がある
  • 少し移動時間が長くなる

といったケースもありますが、これが料金が安く抑えられている理由です。なお、アプリ上で貸切(相乗りなし)を選択することも可能なので、時間を優先したい場合や荷物が多い場合は使い分けることができます。

MuvMi(ムーブミー)の使い方

MuvMiの登録に必要な情報はタイの電話番号のみで、氏名やEメールアドレスの登録は必要ありません。タイの電話番号をお持ちでない方でも、タイのプリペイドSIMカードを利用すれば登録可能です。以下では、アプリのインストールから実際の乗車までの流れを、順番に解説します。

1. MuvMi(ムーブミー)のアプリをインストール

まずは、以下のリンクからアプリをダウンロードしてください。

Apple Store Google Play ストア

2. 電話番号の登録(SMS認証)

アプリの左上のメニューを開き、ログインをタップします。

ログインをタップします。

電話番号の登録画面が表示されます。
登録にはSMS(ショートメッセージ)を受信できる電話番号が必要です。

タイの電話番号を入力する際は、国番号「+66」を選び、電話番号の先頭の「0」を省くという点に注意しましょう。
例)081-234-5678 → +66 81 234 5678

電話番号が 081-234-5678 の場合は 812345678 と入力

電話番号を入力し、[提出する(Get Verification Code)]をタップするとSMSが届きます。SMSに記載された4桁の認証コードを入力し、[Submit]を押せば登録完了です。

4桁の認証コードを入力します。

これだけでアプリの登録は完了です。

3.初回乗車前にプロモーションコードを入力してクレジットを獲得

初めて利用する方は、初回乗車前にプロモーションコードを入力しておきましょう。プロモーションコードを入力すると、約1回分(30〜50バーツ相当)のクレジットが付与されます
※クレジット金額は初回に利用エリアや料金によって異なります。
※プロモーションコードは「クーポンコード」では無く、「友達招待ボーナス」に追加します。

画面左上のメニューを開き、「友達招待ボーナス」をタップします。

画面下の「友達のコードをここで記入してください」をタップします。

記入欄に「F8CF7ZJV」を入れ「コードを使う」をタップします。

4.MuvMiにトップアップ(チャージ)を行う

乗車前に、ウォレットへのトップアップ(チャージ)が必要です。
画面左上のメニューをタップ
マイウォレットの「Topup」をタップ

支払い方法は以下の2種類から選べます。

  • QRコード決済
  • クレジットカード/デビットカード

クレジットカードも利用できるので、タイの銀行アプリを持っていない人でも利用可能です。

5.乗車位置と下車位置を指定

アプリのマップ上に表示されるピンを選び、乗車位置と下車位置を指定します。

車位置と下車位置を指定します。

車種を選びます。

乗客数に応じて値段が変わります。

6.EVトゥクトゥクに乗車する

車両が到着したら乗車し、車体に設置されているQRコードを読み取ります。
QRコードを読み込むことで支払いが完了し、運転手が確認後に出発します。
目的地に到着したら、下車するだけで追加の操作は不要です。
チップも必要ありません。

車体のQRコードを読み取り乗車します。

MuvMiの運転手は礼儀正しい方が多く、EVトゥクトゥクは非常に静かで快適です。トゥクトゥクならではの開放感を楽しみながら移動できるのも魅力のひとつです。下車後は、時間に余裕があればレビューを付けてあげると良いでしょう。

MuvMi(ムーブミー)が利用できるエリア

スクンビットエリア

日本人居住者が最も多く利用するのがこのスクンビットエリアです。東西はBTSチットロム駅からプラカノン駅まで、北はラマ9世通りを越えて日本人学校やMRTスティサン駅周辺まで、南はラマ4世通りまでカバーされています。

プロンポン周辺のコンドミニアムに住んでいる方なら、エンポリアムやエムクオーティエ、Kヴィレッジ、フジスーパーなどへの買い物にも便利です。徒歩だと少し暑い距離でも、MuvMiなら気軽に移動できます。ベビーカー利用やまとめ買いの際にも心強い移動手段です。

サイアム〜サトーン・シーロムエリア

北はプラトゥーナム市場周辺から、南はサトーンエリアまでをカバーしています。セントラルワールドやサイアムパラゴンでのショッピング、ルンピニ公園へのお出かけ、シーロム方面のランチなどにも利用可能です。オフィス街でもあるため、平日の昼間は比較的利用しやすく、子供連れでの移動にも安心です。

オンヌット〜バンナーエリア

オンヌットからバンナー方面の生活エリアもカバーしています。メガバンナーまでは行けませんが、周辺のローカルレストランやスーパーへの移動に便利です。駅から少し離れた住宅街にお住まいの方にとっては、日常の足として活用しやすいエリアです。

アリーエリア

北はチャトチャック公園・チャトチャックマーケット周辺、南はBTSアリー駅周辺までをカバーしています。アリーはおしゃれなカフェやレストランが多く、ちょっとしたランチやカフェ巡りにもぴったり。週末のお出かけにも利用しやすいエリアです。

旧市街地エリア

MRTフアランポーン駅周辺から王宮(ワットプラケーオ)、ワットポー、ワットアルンなどの観光スポット周辺までカバーしています。カオサンロードやヤワラート(中華街)、タラートノーイの街歩きにも便利です。観光客向けのエリアですが、ご家族や来客があった際の観光案内にも活用できます。

さらに最近では、パドゥン・クルンカセーム運河ボートもMuvMiで利用できるようになりました。MRTフアランポーン駅から水上ボートを使い、ワットサケット(ゴールデンマウンテン)方面へ移動することも可能です。渋滞を避けながら水上移動を楽しめるのも、新しい魅力のひとつです。

カセサート大学エリア

カセサート大学周辺からバンスー駅付近まで利用可能です。学生街エリアでの移動や周辺のローカルショッピングにも便利です。

MuvMiが誕生した背景

MuvMiは、バンコクの交通渋滞や大気汚染といった都市問題の解決を目指して生まれた、タイ発のEVトゥクトゥク配車サービスです。チュラロンコン大学の「Chula Smart City」プロジェクトの一環としてサムヤーン地区からスタートし、環境に配慮したクリーンエネルギーの活用を進めてきました。

6人乗りのEVトゥクトゥクは小回りが利き、細いソイでもスムーズに移動できるのが特長です。電動車両のため排気ガスや騒音が少なく、PM2.5の削減にも貢献しています。

現在はバンコク各地へエリアを拡大し、将来的には他都市への展開も予定されています。都市の移動をより便利で環境にやさしいものにする取り組みとして、注目されているサービスです。